人生初の絵画鑑賞、三菱一号館。
大学の図書館の掲示板でたまたま、「招待券あります」のポスターを見かけた。
それが、私とアートの出会い。
無料ならば、行ってみよ〜う。
それくらいの気持ちで。
人生で初めての絵画鑑賞は、三菱一号館美術館開催の「ラファエル前派の軌跡展」だった。
場所は、丸の内。
行くだけでちょっと大人になった気分になる。
そしていよいよ入場。
なんだか、アトラクションに乗る前のようなわくわく感。
ちなみに、西洋絵画についてはこのとき全くの無知。
展覧会名にあるラファエルとは????というレベル。
多少は事前に調べたりもしたけれど、よくわからなかった。
けれど、絵画を目の前にした瞬間、そんなことはお構いなしで
一瞬で絵の中に引き込まれた。
時間が止まる感覚だった。
私のアートを知る旅は、ここから始まる…。