日本一ミニマルな美術館
「日本一ミニマル」は私の主観ですが、、、
とにかく白い、綺麗な静岡市美術館。
いつも激混みな上野の美術館に比べたら、はるかに落ち着いて鑑賞できました。
時期にもよるのかな、、。
はじめての静岡市美術館で鑑賞したのは、バレエの絵画で有名なエドガー・ドガでした。
私の大好きな印象派画家の一人です。
ちなみに、どうして日本人は印象派が好きなのでしょうか。
それは、印象派に影響を与えたのが日本の浮世絵だからです。
だから私たちは印象派絵画を見て、本能的に懐かしさを覚えるのではないでしょうか。
エドガー・ドガは、フランスの画家。
上流階級であったドガは、スポンサーとしてバレエ教室に通いつめバレリーナたちの絵を描きました。
当時のバレリーナは苦しい生活のため、パトロン(経済的支援者)を探すのに必死でした。
娼婦のようなイメージでしょうか。
ドガの作品は、そうした社会問題を表現した絵ではあるものの、
やっぱりバレリーナの絵は純粋に美しいなと思います。